詐欺の基礎知識

 2020.1.4 
一般常識の習得として残しとこ。
すぐ忘れるからな。
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「ポンジ・スキーム(英:Ponzi scheme)」


 詐欺の一種。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」
などと謳っておきながら、
実際には資金運用を行わず、
後から参加する出資者から新たに集めたお金を運用することなく、
以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、
あたかも資金運用によって利益が生まれ、
その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。

投資詐欺の一種に分類され、日本語で「自転車操業」と呼ぶような状態に陥り、
最終的には破綻する

名称は詐欺師チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)の名に由来する。

「あなた(御社)のお金を運用して増やし、
増えた分を(「配当」などとして)あなたに支払う」などと謳って、
お金(出資金)を集めるのだが、
そのお金は(全くあるいはほとんど)運用されず、以前からの出資者に「配当」として渡すことで、
さもまともな資金運用をしているかのように装う。
詐欺師が巧みならば、しばらくの間は出資者が増え続けて体面を保てる場合もあるが、
システム全体では利益を生んでおらず負債が増え続け、
最後には配当金が工面できなくなり破綻する。

後から参加した出資者ほど損害は大きくなり、
最後の頃の出資者(人数としては割合が多い)は配当を殆ど得られず、
最後の出資者に至っては配当を全く得られない。

ポンジ・スキームを「ねずみ講」と同じだと言う人が少なくないのですが、
ねずみ講とは構造がまったく違います。

ねずみ講は、紹介制度などを通じてピラミッド型に裾野が広がっていく仕組みなので、
一番最初に始めた人やピラミッドの上位にいる人たちは儲かります。

最終的に行き着くところまで行き着いたら、
ピラミッドの下位層の人たちのお金が上位層に吸い上げられる形になりますが、
消費財などを販売するなどしてピラミッドの下位層の人たちが納得する形でお金を支払っていれば、
その経済は成り立ちます。

ちなみに、ねずみ講は「ピラミッドスキーム」と言われています。

いわゆる「マルチ」と呼ばれるものは「ねずみ講」に近い構造です

ポンジ・スキームはお金を横流ししているだけなので、
実際に運用をしていなくてもお金さえ集まれば驚くような利回りを実現できます。

(ネット情報から勉強させていただきました。)

 

2020年01月04日