感染について

西洋医学には「感染」という概念があります。

個人の体内に、病原菌やウイルスなどが存在している場合、それらの異物は、体外から入ってきた(感染)という考えです。
しかし、実際のところ、それらの異物が体内に入っていくところを確認、見た者は、誰一人居りません。
これが実証を大原則とする科学である「医学」の実態ではあります。
さて、体内に異物がある場合、常識的には次のことが考えられます。

A:外部から入ってきた。これが感染です。
B:内部で発生した。

Bを実証したのが「森下・千島理論」です。
簡単に、この理論を要約しますと次のようになります。
食べ物が腸内で血液となり、
その血液が細胞になり、
その細胞が身体を作るという「腸造血」。
飢餓とか断食などの緊急時には、細胞が血液に戻るという「逆戻り」。
細胞自体が寿命がきて、細胞がバクテリアやビールス・ウイルスに分解されていくという「解体」。

森下博士は、この過程を観察し、撮影しております。
同博士の著書であります「自然医学の基礎」(美土里書房1980年11月刊)には、そのスライド写真が掲載されています。
下記に同書から引用いたします。
細胞というものは、急いで崩壊する時には、大きな形のまま崩れていかざるを得ないわけで、そのような場合には、たいてい血球に逆戻りする。
急いで解体するという場合には、体細胞は、赤血球や白血球に姿を変えるのだ。
たいていは赤血球に姿を変えることが多い。
とくに血が足りなくなったというような緊急の場合は、体細胞は実にスンナリと、きわめて短時間のうちに、赤血球に逆戻りするわけで、コロッコロッと速やかに赤血球を造りあげる。
それに対して、時間をかけてじっくりと細胞が老化しつつ崩壊していく場合は、体細胞はバクテリアになり、それがさらにビールスに姿を変えて体の外へ排泄をされていく。
つまり、ちゃんと一定の寿命をまっとうして、細胞自体の寿命が来て崩壊するという場合には、その細胞はバクテリアやビールスに解体して、くずれ出ていくわけだ。

2018年12月01日